コンタクトレンズ着けてるときの目薬の使い方って?①
視力矯正以外にも、カラーコンタクトなど、オシャレ目的のコンタクトレンズが広まっている時代。コンタクト装用者は非常に増えています。
そんな方々が目薬を使うとき、注意点としてよく説明されるのが、
「目薬をさすときはレンズを外して、使用後しばらく経ってからまたレンズを着けてください」
ということ。
この説明が必要な場合と、必要ない場合があります。
ポイントは2つ。
①防腐剤の入った目薬かどうか
②1日使い捨てレンズかどうか
です。本日は①についてご説明します。
なぜレンズを着けたまま目薬を使うことが問題になるかというと、目薬に含まれる防腐剤が、レンズに吸着しやすいからです。
防腐剤は目にはあまりいい成分ではありません。それがレンズに吸着しやすいということは、レンズについた防腐剤成分はずっとレンズに付いたままになるということ。そうするとレンズを着けている目はずっと防腐剤成分にさらされることになり、裸眼の時より目をいためてしまうのです。
なので、防腐剤の入っていない目薬は基本的にどんなレンズでも装着したまま使用可能です。そして防腐剤の入っている目薬は、レンズによってははずして使用し、目にお薬が吸収された後にまた着ける、というひと手間が必要になります。